内定承諾後に辞退する人が多すぎる。どうにかならないだろうか。
選考の段階ごとに対策が必要です。
こんにちは、よっしぃーです。
予定の採用人数に達して一安心、そんな風に考えている人事担当者も多いのではないでしょうか。 2023年卒業予定の内定者も確定し、2024年卒業予定の新卒向けの夏のインターンシップも終了し、秋のインターンシップや会社説明会の準備など、次の採用活動に追われている人事担当者も多いことでしょう。しかし、その中で内定者へのフォローが軽視されていませんか。内定を受けたからといって安心することはできません。入社式までまだ時間がありますので、入社前からしっかりとした支援を行うことが重要です。 内定辞退者は年々増加しています。内定辞退を防止するためには、どのような取り組みが必要でしょうか。採用段階、内定後、入社までの3つの段階で行うべきことがあります。採用段階での取り組みとして学生に不安にならないように、しっかりと情報を提示していますでしょうか。
この3つの要点をしっかりと提示するだけでも、内定後の不安はいくらか解消されるでしょう。
内定後
内定を承諾したあとも、入社までには期間があります。
そもそも、入社前の内定者の心情は
「内定は取れたが自分の能力で仕事についていけるだろうか?」
「職場のメンバーとは上手くやっていけるだろうか?」
「生活や環境の変化に慣れることができるだろうか?」
そのような不安や心配な気持ちでいっぱいです。
そんな不安を取り除くためにも、内定者との関係性をしっかりと構築していくことが大切です。
内定式、入社式といった決まった行事の他にコミュニケーションをとる機会を設けましょう。
入社までの支援
SE目線の私見
氷河期時代のわたしの就職活動では、内定をもらうことに必死でした。そのような時代だったため、内定を辞退する学生もいたでしょうが、現在ほど多くはいなかったでしょう。
「SE」という職種でも、仕事の内容は様々で、入社後にリアリティショックを受けてしまう人も多いです。学生にとっては一生働くかもしれない組織に入社するわけなので、ある程度の精神力は必要です。 現実が想定を超えていた場合には自信を喪失したり、焦りや不安でいっぱいになったりするかもしれません。逆に現実が想定を下回ってモチベーションが低下したり、組織への不信感を抱いたりするかもしれません。採用段階や内定後において、入社後のギャップが起きないように説明することが最も重要かもしれません。