
なんで自分だけこんなに運が悪いのだろうか・・

運がいいか、運が悪いかはあなたの考え方次第かもしれません。
こんにちは、そのみちです。
人から学ぶ6つの心がけでポジティブシンキングをつくる
皆さんは、自分のことを「運がいい」と思いますか? また、「運がいい人」とはどのような人だと思いますか?
松下幸之助さん(松下電器産業〈現パナソニック〉の創業者)が面接時に必ず聞いたとされる有名な質問があります。
「あなた、運がいいですか?」
「どんな時にそう思いましたか?」
この質問に対する答え方で、面接結果が大きく左右されたというエピソードをご存知でしょうか。運の良さを自覚し、ポジティブな考え方を持つ人こそが、成功への道を切り開くと考えられていたのです。
ポジティブシンキングの神髄を極めた男
松下幸之助さんは、私が尊敬する人物の一人です。彼の哲学は、時代を超えても変わらず、多くの日本人の心に響く普遍的な価値観を持っています。あるインタビューで、成功の理由を聞かれた際、次のように答えています。
- 貧乏だったから
- 学歴がなかったから
- 病弱だったから
この答えからも分かる通り、彼は困難を前向きに捉え、それを自分の強みに変えてきました。成功者は、まさにポジティブシンキングを極めているのです。
今にフォーカスする考え方
松下幸之助さんの答えに共通するのは、困難や苦労した経験を、現在や未来の自分の糧として捉える視点です。辛い経験があるからこそ、今の自分がある。そして、その経験は未来に活かされる。
ポジティブシンキングとは、こうした「今」と「未来」に目を向ける考え方と言えるでしょう。
ポジティブシンキングをつくる6つの心がけ
ポジティブに生きるためには、日々の習慣や心の持ち方を少し変えるだけで良いのです。以下の6つの心がけを実践してみてください。
1. 日常からイライラしないように心がける
日常生活を振り返ると、些細なことでイライラしている自分に気づくことがあります。そのたびに深呼吸をして、「このイライラは無駄だ」と冷静に考える習慣をつけましょう。イライラに振り回される時間を減らすだけで、気持ちは楽になります。
2. 文句や愚痴を控える
居酒屋などで上司や会社への不満を語り合うと、共感を得て一時的にはスッキリするかもしれません。しかし、それが根本的な解決にはならないどころか、ネガティブな空気を引き寄せる原因にもなります。代わりに、未来に向けた建設的な話題で盛り上がるほうが、前向きなエネルギーを生み出します。
3. 身近な人と円満に過ごす
困難な時に支えてくれるのは、身近な人たちです。家族や友人、同僚との円満な関係を大切にすることで、日々の幸福感が高まります。何気ない日常に感謝する習慣を持ちましょう。
4. 他人を思いやり、親切を心がける
人に親切にすることは、結果的に自分にも良い影響を与えます。「返報性の法則」と言われるように、親切にすれば親切が返ってくることが多いものです。期待せず、自分から率先して行動することで、周囲もポジティブになります。
5. 目の前の作業に全力で取り組む
周りのことを気にせず、目の前のタスクに全力で集中することで、達成感や満足感を得ることができます。この積み重ねが、自信へと繋がっていきます。
6. 毎日振り返り、感謝する
一日の終わりに振り返り、感謝の気持ちを持ちながら心をリセットする時間を作りましょう。瞑想や日記を書く習慣も効果的です。小さな感謝の積み重ねが、日々の幸福感を底上げします。
運は人から人へと伝染する
運は、良い行動や考え方を通じて他人に伝染するものです。運の良い人の周りには運の良い人が集まり、ポジティブな連鎖を生み出します。だからこそ、自分の思いを他人に伝えたり、困っている人を積極的に助けたりすることが大切なのです。
そのみちコメント
私自身、SEとして働き始めた頃は、できない自分に失望し、「自分には運がない」と思っていました。しかし、冒頭で紹介した松下幸之助さんの「成功の理由」に触れたとき、勇気が湧きました。
振り返れば、私自身も次のように考えています。
- 裕福ではない家庭環境から、些細なことで豊かさを感じられる
- 高学歴ではない経験が、学ぶことに苦しむ人の気持ちを理解させてくれる
- 難病を患った経験が、人に支えられる幸せを実感させてくれる
これらの経験が、私をポジティブに変えました。運の良し悪しは、自分の考え方次第で変えられると実感しています。
運を変える考え方
ネガティブな出来事は記憶に残りやすく、過去を振り返ると辛い思い出ばかりが頭に浮かぶことがあります。しかし、そのネガティブな経験も「今の自分をつくっている」と捉えると、過去に感謝できるようになります。
運がいいと思う「癖」をつけることで、見える世界が変わり、ポジティブな未来を引き寄せることができるのです。
アメリカンジョークに学ぶ
「アフリカで靴を売ろう!」というジョークがあります。
「裸足が当たり前のアフリカで靴が売れると思いますか?」
この質問に対して、「売れない」と答える人もいれば、「靴を必要としているから売れる」と考える人もいます。同じ現実を見ても、捉え方次第で結果は変わるのです。
まとめ
運が良いか悪いかを決めるのは、自分自身の考え方です。日々の心がけを少し変えるだけで、ポジティブシンキングを身につけ、運を味方につけることができます。さあ、今日から6つの心がけを実践して、ポジティブな未来を切り開きましょう!