オフィスワークとテレワークそれぞれの価値はどうだろか
それぞれの価値を整理してみましょう
こんにちは、よっしぃーです。
皆さんはオフィスワークとテレワークどちらが働きやすいですか?
テレワークの課題については以下をご参照ください。
新型コロナウィルスの感染拡大が発生して2年半が過ぎても、働き方や働く環境についての模索が続いているのではないでしょうか。
学校に通う学生にも大きく影響を与えたのではないでしょうか。それを良い転機と捉えた人もいれば、大変に思っている人もいるでしょう。テレワークとオフィスワークについて、それぞれのメリット、デメリットを考え、ハイブリッドの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
テレワークで減ったこと
すっかり2年半も過ぎると、新型コロナウィルスの感染拡大前の働き方を忘れてしまっているかもしれません。コロナ前を思い出してみてください。働き方にどのような変化が起きましたでしょうか。テレワークになったことでなくなったこと、減ったことがありませんか?
- 仕事とは関係のない雑談をしてますか?
- 会議に全員が集まる前の雑談なくなってませんか?
- 部下から「ちょっといいですか?」「少しだけ時間もらえますか?」と言われることなくなってませんか?
なくなったことによって効率的に仕事ができるようになった!!そんな風に考える人もいるかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか。
オフィスワークの価値
前回の記事では、テレワークでの課題を掘り下げて、デメリットを挙げてみましたが、それはオフィスワークでのメリットです。
- 何気ない雑談の中からアイデアの創出
- 先輩や上司の仕事が自然と目に入ってくることでノウハウを盗める
クリエイティブな思考は意外と雑談から生まれるってよく言われます。「先輩や上司の仕事は見て真似て盗め」と言われたもんですが、そんなこともできなくなります。
テレワークが増えたことにより、このようなことは無くなったのではないでしょうか。
それでは、オフィスワークの価値を整理してみましょう。
テレワークでは感情は伝わりづらいのは事実です。実際にあって本音でぶつかり合うことによって、つながりを感じる機会となり、お互いに働く活力が生まれます。
体調の変化、仕事のちょっとした役立つ方法や情報など、仕事をしている人が身近にいると気づくことも多いです。テレワークで離れているとなかなか気づかないことも多いです。
同じ目的に向かって取組む上司や部下がいることで、組織メンバーの結びつきが強まります。結びつきが強まることで、チームとしての生産性も向上します。
自分の仕事に対するスタンスや仕事にかける思いを開示しやすく、共有しやすい。その為、自分が会社の一員であることの自覚が強まります。上司や先輩からのフィードバックも受けやすいです。
テレワークでの新たな価値
オフィスワークの価値は理解しつつも、テレワークは全く、価値がないのかというとそうではないです。しかし、わたしはテレワークでの真の価値はまだまだ、理解していない企業が多いのではないかと感じてます。「通勤時間が無くなった」「集中して仕事ができるようになった」「プライベートが充実した」そのような意見が多いかと思いますが、もっと大きな価値を生み出せるのではないでしょうか。
今まで物理的に会うことが困難であった人とのつながりを形成することで新たな価値が生まれます。
今までは段取や時間の制約などと調整が困難であった経営陣も簡単に社員とつながれるようになったはずです。若手にとっては貴重な体験と機会を設けることができる。それにより若手の心に響くことも大きいはずです。
世界拠点レベルで人が集めやすくなりました。直接は厳しかった社員や社外の人ともつながれることができるようになりました。
SE目線の私見
SEという職業はITを駆使してテレワークでの働き方がやりやすいイメージがあるでしょう。間違いではないですが、現場では苦労していることも多くあります。やっぱりチームで行うモノづくりといった観点で考えるとコミュニケーションの課題が多いですね。オフィスワークかテレワークかの二者択一でなく、それぞれのメリットを生かした環境をどう作るかといった競争が各企業で模索している気がします。今こそ、ハイブリッドワークに知恵を絞って組織を変革させる時かもしれません。オフィスワークの価値もあらためて考えることで、その貴重な時間であることを再認識して働くことで、無駄のない充実した働き方ができるかもしれません。個々の社員がやりがいを持って、互いに信頼しあえる組織を目指すことに変わりはないですが、ハイブリッドワークの設計、最適な働き方の探究はまだまだ、続きそうです。