テレワークが増えてマネジメントが難しくなったなぁ・・
マネジメントもニューノーマル時代に対応が必要です
こんにちは、よっしぃーです。
テレワークを導入するようになり、マネジメントが難しくなった。
そんなマネージャーも多いのではないでしょうか。
テレワークに関する課題においては以下も併せてご参照ください。
出社することの価値はあっても、今後も予期できない緊急事態が発生する可能性も0ではありません。事業継続において、働き方の選択は重要なカギとなります。
全社員が出社の勤務体制とすることで、今後の採用活動においても、不利に働くことは否めません。
テレワークでは、従業員の働き方が見えにくくなるため、出社時よりも適正にマネジメントができるように点検する必要がありそうですね。
人の成長について原理は対面でも、テレワークでも根本は変わりません。
しかしながら、マネジメントにおいては少しの工夫が良い結果を生み出す可能性があります。
一人前に働くことが困難である部下に対して、部下育成とマネジメントについて、問題点を洗い出してみる必要があるかもしれません。
テレワークマネジメント点検
テレワークが実施されることになって人事担当者やマネージャーの点検について、4つの見直しが必要です。
テレワークでは、始業時間、終業時間の把握が困難となります。
メールで通知するやグループウェアを活用するなど、工夫が必要です。
頑張って、努力している姿が見えにくいです。完全な成果主義となります。
部下が仕事をしている姿を現場で確認できないため、これまでの評価方法では厳しいかもしれません。
身近に部下がいないため、ちょっとした変化に気付きにくい面があります。
気が付いたらメンタル不調をうったえるメンバーも出てくる可能性があります。
自宅環境で仕事になるので、どれだけ働く環境が整備されているかは人それぞれです。
会社から電気代や通信費、どこまで支給する必要があるか検討が必要です。
テレワークのメリット
実際にテレワークに移行したことによって、メリットを得られているかチェックしてみましょう。
- 生産性が向上したか
- 業務の進め方の工夫を共有できているか
- 時短勤務からフルタイム勤務変更できた社員がいるか
- 産休や育休がとりやすくなった社員がいるか
- 他部署や支店間のコミュニケーションが増えたか
- 古くから続く慣習を見直す機会となり、業務効率が向上したか
- 会議時間が準備を含め短くなったか
- チャットが主流となり、メールにかかる時間が激減したか
チェックしてみて、いかがでしょうか。
すべてにチェックが入ったとすれば、テレワークでの恩恵をうけていることは間違いないです。
マネジメントのポイント
それでは、ニューノーマルなマネジメントのポイントとしてどのような点があげらるのでしょうか。
- 会社のビジョン、目標を言葉でメンバーに伝えている
- チームの目標や進捗状況を、月に1回以上伝えている
- 部下との1on1ミーティングを週1回は実施している
- 自分自身のキャリアについてメンバーに話している
- 仕事の指示は明確にし、メンバー間の進歩も見える化されている
- テレワークをする・しないについてメンバーへ強制はしていない
- テレワーク中のプロセスには関心をもつが監視はしない
- テレワークでは意識的に雑談できる時間を設けてみる
- テレワーク中に情報漏洩が起きないように教育の機会をつくっている
- メンバーの体調や心の動きを気にかけている
- メンバーのキャリア、ビジョンや今後やってみたい業務を把握している
- メンバーがどんなときにモチベーションが上がるのかを把握している
- メンバーの長所・短所、思考の傾向は把握している
- メンバーの業務スキルを表にして把握している
上記の点が1つでも不足していたとすると、ニューノーマルに対応できていいないため、今すぐ対応しましょう。
SE目線の私見
これから、労働人口の減少に伴い、働きながら介護をすることが当たり前になっていくことも予想されます。
その様な事態となった際に急ぎ企業が対応するのではなく、今のうちから働き方の柔軟性ついて考えて、マネージャーやリーダーだけの負荷が上がることなく、全社員が働き続けられるように、点検、そして改善を行っていきましょう。
そして、マネージャーは部下と信頼しあえる仲でありたいものです。そのためにもしっかりとした成長支援を行っていきましょう。
「仕事は結果だけでなく、プロセスや工夫点も聴く」
「部下の日々の成長を見つけて褒める」
「部下の成功を心から喜び、口にする」
「少し難しいと思うレベルの仕事でも任せてみる」
「部下が私生活での悩みがあったら真摯に相談に乗る」
「自ら失敗経験も共有する」
「自らの未来のことや夢も部下に話す」
今すぐできることです。是非取り組んでみましょう。