
テレワークが増えてマネジメントが難しくなったなぁ・・

マネジメントもニューノーマル時代に対応が必要です。
こんにちは、そのみちです。
マネジメントもニューノーマル時代!14ポイントのチェック
テレワークの導入によって、これまでのマネジメント方法が通用しなくなったと感じるマネージャーも多いのではないでしょうか。直接対面でのコミュニケーションが減少し、部下の働き方やモチベーションが見えにくくなったことに戸惑いを覚える方もいるかもしれません。
一方で、出社を基本とした働き方では採用市場で不利になる場合もあり、柔軟な働き方を推進することは、これからの企業運営において不可欠です。本記事では、ニューノーマル時代におけるテレワークマネジメントの課題や改善策、14のチェックポイントについて解説します。
テレワークマネジメントの4つの点検ポイント
テレワーク環境での効果的なマネジメントを実現するためには、以下の4つの視点で点検を行いましょう。
1. 勤怠管理
テレワークでは社員の始業時間や終業時間を把握しづらくなります。メールやグループウェアを活用して勤務状況を記録する仕組みを導入することで、透明性を高める必要があります。
2. 評価制度
社員の努力やプロセスが見えにくいテレワークでは、従来の評価制度では不十分です。成果主義を取り入れると同時に、努力や工夫を適切に評価する仕組みを構築することが求められます。
3. メンタルヘルス
直接会えない環境では、部下のメンタル不調に気づくことが難しくなります。定期的な1on1ミーティングを実施し、部下の心理的な状態に配慮したコミュニケーションを心掛けましょう。
4. 就業環境
社員の自宅環境はさまざまです。業務に必要な環境が整っていない場合もあるため、電気代や通信費の補助など、企業としてのサポート体制を整えることが重要です。
テレワークのメリットを最大化するためのチェックリスト
テレワーク導入のメリットを最大化するために、以下の項目をチェックしてみましょう。
- 生産性が向上しているか
- 業務の進め方や工夫が社員間で共有できているか
- 時短勤務からフルタイム勤務に変更できた社員がいるか
- 産休や育休を取得しやすい環境が整っているか
- 他部署や支店間でのコミュニケーションが増えたか
- 慣習を見直す機会となり、業務効率が向上しているか
- 会議時間が短縮され、準備負担が軽減されているか
- チャットツールの活用により、メール負担が減少しているか
これらに多くチェックが入れば、テレワークの恩恵を享受していると言えます。逆にチェックが入らない項目があれば、課題として改善を検討しましょう。
ニューノーマルなマネジメントの14チェックポイント
テレワークを含むニューノーマル時代のマネジメントを成功させるためには、以下の14のポイントを意識しましょう。
- 会社のビジョンや目標を明確に伝えているか
- チームの目標や進捗状況を月1回以上共有しているか
- 部下との1on1ミーティングを週1回実施しているか
- 自身のキャリアや経験について部下と話しているか
- 業務の指示が明確で、進捗が見える化されているか
- テレワークの有無を部下に強制していないか
- テレワーク中のプロセスに配慮しつつも監視しすぎていないか
- 意識的に雑談の機会を設けているか
- 情報漏洩を防ぐための教育機会を提供しているか
- 社員の体調や心理的な変化に気を配っているか
- 社員のキャリア目標やビジョンを把握しているか
- 社員がモチベーションを上げる要因を理解しているか
- 社員の長所や短所、思考傾向を把握しているか
- 社員の業務スキルを一覧化して管理しているか
1つでも不足がある場合は、早急に改善策を講じる必要があります。
そのみちコメント
これからの時代、労働人口の減少に伴い、働きながら介護を行う社員が増加することが予想されます。そのような状況に対応するためには、今から働き方の柔軟性を見直し、マネジメント体制を整えることが重要です。
また、マネージャーとして部下との信頼関係を築くには、以下のような行動を心掛けると良いでしょう。
- 結果だけでなく、プロセスや工夫にも耳を傾ける
- 部下の日々の成長を見つけて褒める
- 部下の成功を心から喜び、言葉にして伝える
- 少し難しい仕事でも信じて任せてみる
- 部下の悩みに真摯に向き合い相談に乗る
- 自身の失敗経験を共有し、学びを伝える
- 自分の夢やキャリア目標について部下に話す
これらの行動は、今すぐ実践できる小さな工夫です。ニューノーマル時代においても、部下との信頼関係を強化し、効果的なマネジメントを行うためにぜひ取り組んでみてください。