あの人はいつも仕事が早いなぁ・・なぜだろうか
実は仕事ができる人の習慣には共通点があります
こんにちは、よっしぃーです。
AIの進歩が目覚ましく、いろんな仕事がAIに置き換わるんではないか。そんな不安を抱えつつ、生き残りをかけて仕事に励む。自分の強みを存分に活かすことのできることを模索しながら、働いている人も多いのではないでしょうか。そんな中、会社で働いていて、一人や二人、「あいつは仕事が早いな。」「あいつには敵わんわ」「どうししてそれができるの?」と言いたくなる仕事のできる人がいませんか。なんだか自分では到底できないと思う仕事ができる人って尊敬しますよね。仕事のできるひとになりたい!って思いますよね。
ところで、皆さんが思う仕事のできる人ってどんな人をイメージしますか?
- プログラミング能力が高い人
- プレゼン資料をつくってプレゼンするのが上手い人
- コミュニケーション力が抜群で誰とでもうまく立ち回まわれる人
- 部下から絶大な信頼があるカリスマ的な人
- 文章を書くのが早く、すぐに資料を作成できる人
- 問題をすぐに分析し、解決案まで導き出せる人
特徴をあげていけばきりがないかもしれません。
是非、皆さんの周りで仕事が出来る人を想像してみてください。
仕事ができる人の習慣で共通してはっきりと言えることが一つあります。
仕事ができる人は生産性の高い人です。
生産性の高い人は少ないインプットで高い成果を出せる人です。
仕事ができる人の習慣3ステップ
個人でやる仕事、チームでやる仕事と仕事内容は様々ですが、個人では仕事がとてもできるのにチームリーダーになった途端に人数分の成果が出なくなったりするリーダーもいます。マネージャーやリーダーレベルになるとチーム全体の生産性を高めることがより重要になってきます。そんな生産性の高いリーダー行う3ステップは
マネージャー・リーダーの皆さんはいかがでしょうか?多くの人の仕事ができる人のイメージはStep2くらいまでを難なくこなす人ではないでしょうか。そんな人が優秀と言われることが多いかと思います。そして、Step2くらいまでいって昇進する人も多いです。しかし、その先のStep3に進めないマネージャー・リーダーが多いです。刻々と変化する時代に自身が新しい事にチャレンジすることを目の前の作業に追われすぎて忘れてしまいがちだからです。自身に時間の余裕を作る事を常に意識する必要があります。そして新しいことにチャレンジする時間を確保するのです。
チームや組織が大きくなればなるほど、自分がStep3をできてるかを確認してみましょう。
日本の労働生産性について
さて、生産性というキーワードがでましたので、世界の中で日本の労働生産性はどのくらいあるのでしょうか。「経済大国といわれた日本だし、日本人ってやっぱり仕事ができる人多いですよね?」そう思ったあなたはもう少しリサーチが必要かもしれません。
- 日本の時間当たり労働生産性は、49.5ドル OECD加盟38カ国中23位
- 日本の一人当たり労働生産性は、78,655ドル OECD加盟38カ国中28位
- 日本の製造業の労働生産性は、95,852ドル OECD加盟31カ国中18位
※労働生産性:就業1時間当たり付加価値
【参考】公益財団法人 日本生産性本部 「労働生産性の国際比較」より
1位のアイルランドの半分にも満たない結果となっています。
かつて高度成長期といわれていた時代の日本の労働生産性は高く、製造業が盛んだったことで真面目に堅実に作業する日本人はこの働き方に向いていて、労働生産性の高いくにでした。ところが、職種として情報サービス産業(IT)が盛んになる時代への変革と共にモノを生み出す価値よりも人の価値(能力)がより重要になってきたのではないかと考察されます。
SE目線の私見
わたしは上司、後輩、顧客もありがたい事に本当に多くの人と仕事で共にすることができました。様々なプロジェクトでたくさんの苦労や学び経験を積み、達成感と味わってきました。管理職になってからは、プレイヤーとして動くことを減らし、チームとしての価値を高めることを意識してきました。それでもStep3を考える余裕がないことが現実としてありました。新しいことにチャレンジする機会を自分で生み出すことも意識して行わないといけません。生産性を高めるというと自分のパフォーマンスをいかにして向上させるかといったことばかりにフォーカスしてしまいがちですが、本当に生産性を高めるには自分だけにとどまらず、自分の役割をしっかりステップアップして、チーム内、組織内へと浸透させ、新しいことにチャレンジする機会を提供できるにしていくことが、マネージャーやリーダーにとっては重要なことかもしれません。これからはDX化がより進み、今まで人手をかけていた作業もどんどん自動化されると、人は学び、新しいことにチャレンジし続けることは必要不可欠となるでしょう。