面接時の質問ってどんな質問をすればよいのだろうか
実は面接での質問はかなり重要なのご存知でしょうか
こんにちは、よっしぃーです。
就活生の皆さんは面接時の質問をしっかり事前に考えていますか?
今回は面接官である自分の経験をもとに就活生の皆さんからの質問について、考察していきます。
まず、前提ですが面接に来て、最後の質問が「特にありません」は論外であることは言うまでもないでしょう。この時点で会社には興味がないことは明確です。不採用確定と思ってほぼ、間違いないでしょう。とはいえ、何かしらを質問すれば良いというものでもありません。では、どのような質問をすれば良いかを考える前に、どんな質問がいまいちなのかを考察するほうが近道かもしれません。
一言足りない最近の気になる質問ベスト3
第3位
本人の意図はそうでないとしても、残業をやらされるって感覚があるからと解釈することもできる質問ですので
面接官としては、
「残業するかしないかは自分次第なんだけどなぁ」
が本音です。
第2位
面接官としては、
「会社の制度を頼らずに学ぶ姿勢があったほうがよいなぁ」
が本音です。
第1位
テレワークの割合が多いのが良いのか。少ないのが良いのかがわからない。テレワークが仮に多いと仮定したときにどの様なメリットを考えているのかが分からない。
面接官としては、
「入社前からテレワークで仕事をできる自信があるならば会社員の必要はないよなぁ」
が本音です。
就活生の皆さんいかがでしょうか?何も質問することがないので、とりあえず準備しておく質問を用意する場合は、避けた方が得策な質問と言えるでしょう。
少しの工夫で一目おかれる質問に
一言足りない気になる質問ですので、逆に一言を付け加える工夫を加えると一目置かれる質問になります。ではどのような一言を加えると良いのか1例を挙げます。
会社がテレワークについてどのように考えて、取り組んでいるかも知ることができますし、自分の理想とマッチするかの確認も深堀できる良い質問になります。
世の中の働き方を理解した上で、会社に対する取り組みを確認することになります。「残業が嫌だ」のイメージから、会社としてしっかり整備されているかを確認する質問になります。
結局のところ、自分目線での質問をしたいのは当然のことですが、一歩先をいって自分がその会社に入った時の目線で質問できるのがベストですよね。
この質問を具体的で懇切丁寧に答えられる面接官であるかどうかを確認してみましょう。
SE目線の私見
SEとして、20年以上現場で働いてきましたので、多くの部下を持つタイミングもございました。したがって、未来を感じる優秀な部下の特徴なども意外と一目瞭然です。人事部門に異動してみると、「この優秀な人材であるかどうかが一目瞭然な出来事は採用活動のときに既に始っている。」そう感じます。採用の判断をする上で、この質問タイムは採用基準において、大いなるウェイトを占めている可能性は高いです。そして、会社があなたを面接するのと同時にあなたも会社を面接するのです。
そう考えて面接に挑む場合には、自分が入りたい会社の中で自分がどのように活躍したいか、どのように活躍することができるかを考える自己理解が重要になることは間違いありません。
アインシュタインはこう言ったそうです。
「もし自分が死にそうになって、助かる方法を考えるのに1時間あるとしたら、最初の55分は適切な質問を探すのに費やすだろう」
残り5分に全力を注ぐためにも、55分は質問するための準備をしっかりとしておきましょう。
最近では、面接という言葉は個人的にあまり好きではありません。学生も企業を選ぶことから、「マッチング」といった表現が正しいのではないでしょうか。今回の記事はあくまでも、わたし一個人の見解で、人と人とのマッチングは人それぞれで捉え方も人によって異なります。そのことはご了承いただいた上で自分なりにマッチする方法を考えてみるのはいかがでしょうか。