会社に入ったばかりで上司にどうやって質問して良いかわかりません・・
社会人になってからは質問する上で抑えておくと良いルールがあります。
こんにちは、よっしぃーです。
学生生活を終えて社会人になると、学生時代とは全く異なり、教壇に立って教えてくれる先生もおらず、自分であらゆる問題を解決しなければなりません。
しかし、会社に入ってすぐには解決できないことがたくさんあるでしょう。その中でも自分で調べて解決することもあれば、上司や先輩に聞かなければわからないこともあります。
また、「わからないことがわからない」という状況に陥って、何を質問すればよいか、どのように質問をすればよいかわからなくなることもしばしばあります。
そんな時は自分の胸に手をあて、ゆっくりと深呼吸をして、パニックになる必要は全くありません。誰にでも起こり得ることです。
今後、社会人としての経験を積んでいく上では、避けて通れないコミュニケーションの1つである、上司への質問の仕方について解説していきましょう。
わからないことがわからない時の対処
これはどんなに優秀な人でも経験することがあります。
「何か質問ありますか?」と尋ねられたにもかかわらず、「何か質問しなきゃ」と思いながらも、質問が思い浮かばないことがあります。そんな時は焦らず冷静に対処しましょう。
まず、自分が今、行っていることの目的にたどり着くまでのプロセスを整理してみましょう。最終目標だけに集中しすぎて、途中の過程を詳細にまとめられていない可能性が高いです。
とにかく、疑問点を細かく分解し、リストアップすることが役立つかもしれません。
そして、分からないことがある場合は、焦らず一つずつ言葉の意味を調べていきましょう。大切なのは、知ったかぶりせずに理解することです。
新人の場合は、分からないことを恥ずかしがらず、積極的に吸収することができる貴重な時期です。しばらくは、このプロセスを繰り返すことになるでしょう。
抑えておくべき質問の8つのルール
直ぐ質問ではなく、ググってすぐ解決できるような質問はなるべく避けましょう。
その質問を聞く目的を自分の中でしっかり整理しましょう。
その質問の回答で自分がどのような問題が解決できるかを整理しておきましょう。
結局、何が聞きたいのかわからないって状態にならないようにしましょう。
相手も長い質問を聞いていると何を知りたいのか分からなくなってしまします。
短く簡潔に聞くためには、自分の中で質問が整理できている必要があります。
質問したいことが多くある場合でも、複数に分けて1つの質問は範囲を限定しましょう。
質問したいことが伝わるように前提条件がある場合は前もって伝えましょう。
相手が答えやすい質問の仕方を意識しましょう。
可能な限り、2択(Yes or No)で答えられる質問となるように聞きたいことを整理しましょう。
自分の出来た所、わかった所は先に伝えておきましょう。
分かっていることの説明もうけることなく、お互いの時間短縮にもなります。
質問する上での基本です。相手の気持ちを配慮することはとても重要です。
これは新入社員では上級者のルールですが、自分の質問を聞くべき人の判断は、なるべく意識しましょう。全く答えることができない人に聞いても、時間の無駄です。
SE目線の私見
上司の立場になると、部下からの質問が当然あります。
質問を受ける際には、相手が何に困っているのかを考えながら話を聞くことが重要です。つまり、上司は自分なりに思考をフル回転させ、部下が抱える問題を解決するために努めているわけですね。
上司から見れば、質問の仕方によっては能力を見極めることができるかもしれません。
能力が高い人は、上司が考える時間を短縮するために、質問をする前に少なくとも8つのルールを事前にチェックするように意識できるでしょう。このような人は、上司から一目置かれる存在となるでしょう。
SEの現場でプロジェクトを進める上で欠かせないコミュニケーション能力において、質問の仕方は基本中の基本です。
新入社員であるうちに、この質問の仕方を工夫し、試行錯誤しながらできるだけ多くの質問をすることが重要です。これによりコミュニケーション能力が向上し、不安を解消することができます。
実際にSEの現場に入ってみると、質問のやり取りだけで多くの時間を費やすことになります。
将来的にマネージャーやリーダーの立場になった場合には、部下からの質問や顧客からの質問に応えることが多くなるため、質問のルール10選を覚えておくことが大切です。