最近社内が暗いし、やる気が感じられないな
今すぐ社員が働きがいをもたらす施策をしましょう
こんにちは、よっしぃーです。
経営者や人事担当者の皆さまは今、社員全員が働きがいややりがいを感じて仕事に取り組んでいるように見えますでしょうか。中には楽しく働きがいややりがいを持って取り組んでいる社員もいると思います。しかし、今では金銭的な給料目的だけではすぐに離職してしまったり、やりがいや働きがいを高めることの重要性がますます増しています。インターンシップに参加する学生に対して、「このインターンシップを通じてどのような情報を得たいですか?」と参加目的を確認すると、最も多い回答は会社の「雰囲気」を確認したいというものです。では、学生たちが望む会社の「雰囲気」とは、どのようなものでしょうか。それは「自分が成長できるような風土を持った会社で働きがいややりがいを感じられるかどうか」を知りたいということです。採用を担当している人事担当者が、自分たちも働きがいを持って仕事をしているか、社員たちが活気に満ちた環境で働いているか、先輩とのコミュニケーションが心理的安全性があるものかなどを確認したいのではないでしょうか。「働きがい」という言葉についても、人それぞれ働く目的も異なり、どのような環境で働きがいを感じるかは人によって異なるでしょう。したがって、「働きがい」についてもう少し掘り下げて考えてみることが大切です。
働きがいの定義
会社で働く上で、最低限必要な働きがいの定義はなんでしょうか。
- 楽しく、ポジティブな感情で働けること
- 会社とのつながりを深く感じながら働けること
- 誰かの役に立っていることを感じながら働けること
このような定義が大切で、会社全体から部署、チームの単位に落とし込んでも、自分の存在価値が満たされていることを感じることができる風土、雰囲気が重要です。
働きがいをもたらす6つのキーワード
働きがいをもたらすキーワードにはどのようなものがあるでしょうか。
自分が挑戦できる環境が整っていることが大切です。
挑戦したことで成長を感じることが働きがいを生み出します。
1人で仕事をこなすことができるようになると存在価値も向上します。
チームで物事を成し遂げたときの達成感は、何事にも代えがたいものです。
自分の強みが役に立っていることを感じることができます。
常に希望をもって仕事に取り組むことでやる気が出ます。
働きがいを生み出す体験
会社はこの働きがいを生み出すために社員にどのような体験を提供すればよいのでしょうか。
仕事をして対価を得ているというプロ意識を持って働くことが大切です。
ひとりでできることはたかが知れてます。働く上で、人と人のつながりは大切です。
自分は組織に所属しているとの実感と組織のために自分の力が役に立っていると実感することが大切です。
SE目線の私見
SEとして活動していた時は、プロジェクトが多忙になって、その日の仕事をひたすらこなす必要がある時期もありましたが、上司や部下に助けられて救われた時期もありました。色々な人たちと関わりながら、1つのプロジェクトを達成することで、働きがいややりがいを感じることがあります。「何のために働いているのだろうか」「自分はなぜこんなに頑張らなければいけないのか」といった疑問を自問自答することもありますが、20年以上も仕事をしていると、1度や2度は経験するものです。しかし、会社員として働く場合は、多くの人に助けられて乗り越えることができます。働きがいややりがいは、環境によって異なります。テレワークで働くことによって働きがいを感じる人もいれば、やはりオフィス中心の働き方にやりがいを感じる人もいます。会社員としての役職や役割、個々の捉え方や性格によっても、感じ方が異なることがあります。成長意欲が高く、自律的に仕事ができる人は、テレワークで成果を出すことができます。その場合は、成果を評価し、難しい仕事にも挑戦できるような成長意欲を活かすアプローチが必要です。一方、チームで他の社員と交流することを希望する社員については、組織の理念やチームの目的をしっかりと共有し、協調性を重視する働き方を提供することが大切です。かつては、上司は部下全員が出社していれば、言葉で伝えなくても評価や指示がある程度伝わっていたことも多かったでしょう。阿吽の呼吸とでも言えますね。しかし、今はテレワークで働く社員が増え、評価や指導については、今まで以上に丁寧に伝えることが必要です。
また、フィードバックはこれまで以上に重要であり、より交流がしやすい環境を作ることが、働きがいをもたらす上で欠かせない要素となるでしょう。