学生時代も終わり働くことになるけど、やりたいことが見つからない。
就活前にはしっかりとした事前準備が大切です。
学生の皆さん、将来の進路を考える就活に向けて、確かな基盤を築く事前準備が大切です。自分らしいキャリアを見つけるために、以下の４つのステップを一緒に進めていきましょう。自己分析から始まり、職業・業界の調査、経験の拡充と実践、さらには相談とネットワークの活用まで、確かな準備が将来の可能性を広げます。さあ、自分の夢を見つけ、輝くキャリアを描きましょう。
自己分析
はじめに興味や価値観を整理し、自分の強みや魅力を見つけるための自己分析が非常に重要です。過去の経験や成果、趣味などを振り返ることからスタートしましょう。
- 自分が興味を持つことや好きな活動、趣味などをリストアップします。
- どのような活動に時間を使うのが楽しいかを考え、自分の興味関心を明確化します。
- 過去の経験や実績を振り返り、自分の得意なことやスキルを洗い出します。
- 自分が他の人よりも優れている点や、どのような特徴的な強みを持っているかを考えます。
- どのような価値観を大切にするかを明確にし、自分にとって意義のある価値を把握します。
- どのような環境や仕事が自分に合うかを考え、将来のキャリアにつなげます。
- 自分の強み（Strengths）、弱み（Weaknesses）、機会（Opportunities）、脅威（Threats）を分析します。
- これによって、自分のポジティブな側面や改善すべき点、外部環境の影響を理解します。
- 友人や家族、同僚などから自分に対する率直なフィードバックを求めることで、客観的な視点を得ます。
- 自分では気づかない特長や改善点が明らかになります。
職業・業界の調査
さまざまな職業や業界の特徴、仕事内容、将来性などを調べましょう。
- インターネットを活用して、関心のある職業や業界について情報を収集します。最近では動画で情報を検索することもできます。
- 専門的なウェブサイト、業界団体のサイト、求人情報サイトなどを利用して、業界のトレンドや求人情報を調査します。
- 職業や業界に関する書籍や雑誌を読むことで、深い知識を得ることができます。
- 専門的な書籍や業界専門誌を読むことで、より詳細な情報を得ることができます。
- 業界団体や企業が開催するセミナーに参加することで、業界の最新情報やトピックスを得ることができます。
- 参加者との交流を通じて、現場の人々とコネクションを築くこともできます。
- 実際の職場や業界の内部を見学したり、体験プログラム（インターンシップ）に参加することで、現場の雰囲気や仕事内容を直接体験できます。
- 職場見学の際に先輩のインタビューや座談会がある場合があります。実際に業界で働いている従事者にインタビューを行うことで、現場の実情や仕事内容を知ることができます。
経験の拡充と実践
学生時代の経験を通じて自分の可能性を広げることはよりやりたいことを明確にできます。
大学のクラブやサークルに参加して、仲間との共同プロジェクトやイベントを通じてリーダーシップや協力能力を身につけましょう。
地域のボランティア活動や社会貢献プロジェクトに参加して、実際の課題に向き合いながら貢献する経験を積みましょう。
アルバイトやパートタイムの仕事を通じて、ビジネス環境での経験を得ることができます。
学内で行われるコンテストやプロジェクトに参加し、自分のアイデアやスキルを発揮する場を見つけましょう。
オンラインで学び、自分でプロジェクトを立ち上げて実践することも可能です。ウェブ開発やデザイン、ライティングなどが該当します。
学生時代にできる範囲で、新しい経験やスキルを積極的に取り入れることで、将来の就活やキャリアに向けて有益なステップを踏むことができます。
相談とネットワークの活用
友人や先輩、専門家などに相談することで新たな視点を得ることは選択の幅を広げます。
大学内のキャリアセンターやアドバイザーに相談し、進路やキャリアに関するアドバイスを受けましょう。専門的な指導が得られる場合もあります。
先輩や同級生と交流を深めることで、異なる視点や経験を共有できます。就活のアドバイスや業界情報を得るチャンスとなります。
キャリアや業界に関するセミナーやワークショップに参加し、専門知識を学び、同じ志を持つ人々と交流しましょう。
LinkedInなどのプロフェッショナルネットワークを活用して業界の専門家や企業の人々とつながり、情報を共有しましょう。ただし、怪しいネットワークビジネスには十分に注意しましょう。
業界のイベントやキャリアフェアに参加して、業界の最新動向や企業情報を得ると同時に、人脈を広げるチャンスを活かしましょう。
自分の進路に影響を与える経験豊かなメンターを身近のな人で見つけて、専門的なアドバイスやキャリアの指針を得ることができます。
これらの方法を通じて、他の人々とのつながりを築き、アドバイスや情報を得ることで、将来のキャリアに向けて有益なステップを進めることができます。
SE目線の私見
人事として採用活動を行っていると、IT業界はこれからの時代に必要なスキルであると考えて、志望する学生は多いです。全くIT関連にふれたこともなく、調査もせず、応募してくる学生もおります。会社の研修制度を頼るのもよいでしょう。しかし、実際に入社してから「自分が思い描いていた仕事とは全く違っている。」では人生の時間が勿体無いです。今まで学んできた事を活かすことばかりにとらわれて、自分自身が本当にやりたいことを見失ってもいけません。この機会に自分の本当にやりたいことを見つけてみるのはいかがでしょうか。
