
できればストレスのない生き方、働き方をしたいなぁ・・

ストレス0にできなくても解消法を知っておくだけでも効果はあります。
こんにちは、そのみちです。
簡単なストレス解消法!それは3つの根本原因を知ることから
仕事のイライラや日々の疲れで、ストレスがたまってしまう。誰しもそんな経験があるのではないでしょうか。「ストレスのない生活を送りたい」――それは多くの人が共感する願いかもしれません。最近では、うつ病や適応障害といった精神疾患を抱える人が増加傾向にあり、その背景には「ストレス」が大きく関係していると言われています。
ただし、ストレスは数値化が難しく、簡単に薬で解消できるものではありません。そのため、企業の採用活動においても「ストレス耐性」が確認されることが増えています。適性試験や面接でも重要なポイントです。しかし、ストレス耐性が低い人でも、イライラの原因を把握し、ストレスを理解して適切に対処することで、上手に付き合っていくことが可能です。
ストレス対策の基本
「ストレスを気にしすぎるから、かえってストレスになるんじゃないの?」そんな風に考える方もいるでしょう。しかし、ストレスを自覚していない人でも、いつの間にか蓄積され、気づいた時には心身のバランスを崩しているケースも少なくありません。
まずは「自分のストレスをしっかり理解し、把握すること」が大切です。多くの人は自分の心の負担に気づけていないことが多いものです。以下のような形で、ストレスの度合いを定量的に見える化してみると良いでしょう。
- 今のイライラ度は100点満点中どのくらいか
- 過去のストレスと比べて、どのくらい辛いのか
自分のストレスを正しく認識することが、ストレス対策の基本になります。
ストレスを引き起こす3つの根本原因
ストレスの根本原因を理解することで、適切な解消法が見つかります。ここでは、ストレスを引き起こす3つの主な要因を紹介します。
1. 思考:考え方のクセがストレスを増幅させる
考え方の偏りや思い込みがストレスの一因となることがあります。以下のような思考パターンは、ストレスを引き起こしやすいので注意が必要です。
- 何でも自分のせいだと考える
- 他人や環境のせいにする
- 他人が自分についてどう思っているか勝手に推測する
- 自分や他人にレッテルを貼る
- 物事を白黒つけたがる
このような思考のクセを理解し、根拠のない思い込みを修正することがストレス軽減につながります。
2. 栄養:不摂生な食生活が心身のバランスを崩す
健康的な食事は、ストレスに強いメンタルを作る土台です。食生活が乱れていると、心の状態にも影響を及ぼします。
- 健康的な食事を心がけることで、ストレスへの耐性が向上します。
- 無理のない範囲で、少しずつバランスの良い食事へとシフトしていくことが大切です。
「食事を変えればメンタルも変わる」と言われるほど、栄養は重要なポイントなのです。
3. 受容:コントロールできないものを受け入れる力
ネガティブな感情やトラブルを無理に抑え込もうとすると、かえって意識が向き、ストレスが増幅される可能性があります。受容する力を高めることが重要です。
- 起こることをそのまま受け入れる
楽しいことも辛いことも「あるがままに受け止める」心構えが必要です。 - コントロールできない感情を受け入れるトレーニング
心理的なメカニズムを理解し、ストレスを必要以上に感じない方法を身につけましょう。
そのみちコメント
私自身、20代半ばにストレスが一因とされる難病を患いました。その経験から、ストレスとの付き合い方やコントロールの仕方を学ぶことができたのは、ある意味で幸運だったのかもしれません。ストレスと向き合う中で感じたのは、「身体の回復」と「心の回復」の両方が必要だということです。
たとえば、ポジティブな気持ちで仕事に取り組んでいても、睡眠不足であれば身体は回復しません。また、しっかり睡眠を取っていても、楽しみや充実感がなければ心の回復は望めません。どちらも欠かせない要素なのです。
ストレス対処法リストを作ろう
ストレスを解消する方法をリスト化する「コーピングレパートリー」を作ることをおすすめします。私の場合、以下のような方法がリストに入っています。
- 犬と散歩をする
- ゴルフを楽しむ
- サイクリングに行く
- コーヒーを飲む
- 瞑想をする
- 読書を楽しむ
- 家族で旅行に行く
- ショッピングをする
これらは一例に過ぎませんが、自分のお気に入りのストレス解消法をリストアップしておくだけでも、いざというときに役立ちます。ストレスと上手に向き合い、自分自身をケアするための第一歩として試してみてはいかがでしょうか。
ストレスは避けられないものですが、適切に理解し対処することで、上手に付き合っていくことができます。あなた自身のストレス対処法を見つけ、日々の生活を少しでも楽に、充実したものにしていきましょう。