適材適所ができるマネジメントを歌詞や書から学ぶ

人材育成
マネージャー・リーダー
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適材適所っていうけど、そんな簡単にはいかないな・・

よっしぃー
よっしぃー

適材適所の本質は身近な所にヒントがあります。

こんにちは、よっしぃーです。

マネージャーやリーダーの皆さんは、部下の適材適所をしっかり考えているでしょうか。 仕事をしていて部下を持つ立場になると、上司からも「適材適所」に部下を管理するように言われることもあるでしょう。しかし、部下を「適材適所」に管理することは簡単なことではありません。確実な正解があるようなマニュアルも存在しません。

「適材適所」とは

その人の能力・性質によくあてはまる地位や任務を与えること

日々、多忙なマネージャーやリーダーには、適材適所で部下の配置をしっかり考える余裕があるでしょうか? 人手不足と言われているこのご時世に、各ポジションに適応する人材は存在しますか?

なかなか難しいのではないでしょうか。 20人の部下がいて、全員が適切なポジションに配置されるようなマネジメントをするのは、至難の業です。

適材適所とはそれぞれの優れた能力を把握して正しいポジションや役割を与えることではなく、それぞれの優れた能力を開花するように導いていくことなのではないでしょうか。

適材適所の本質

かつて国民的アイドルだったSMAPさんの「世界に一つだけの花」って歌は皆さんご存知ですよね。

♪ひとつひとつ違う種をもつ
♪その花を咲かせることだけに
♪一生懸命になればいい

人間は一人ひとり違います。それぞれの花をきれいに咲かす(一生懸命になる)ことができるような花壇(環境)をつくっていく(準備、支援していく)ことが大切なのではないでしょうか。

昭和の経営の神様と言われた「松下 幸之助」さんも「道をひらく」の「さまざま」の一篇でこのように述べています。

いろいろの花があってよかった。
さまざまの木があってよかった。
たくさんの鳥があってよかった。
自然の理のありがたさである。
人もまたさまざま。
さまざまの人があればこそ、
ゆたかな働きも生み出されてくる。
自分と他人とは、顔もちがえば気性もちがう。
好みもちがう。
それでよいのである。
ちがうことをなげくよりも、
そのちがうことのなかに無限の妙味を感じたい。
無限のゆたかさを感じたい。
そして、人それぞれに力をつくし、人それぞれに助け合いたい。

任務を与えることにフォーカスするのでなく、さまざまの人の能力を最大限に引き出すための手段をじっくりと考えることが重要ではないでしょうか。

SE目線の私見

リーダーやマネージャーになると、多くの部下を指導する立場になります。その際、チームとしての目標に向かうために、サッカーチームのようなフォーメーションや役割分担に頭を悩ますことが多いでしょう。プロジェクトを進める上で、これは非常に重要な要素です。しかし、注意が必要なのは、チーム全体の目標だけに目を向けて、各個人の個性や能力を活かすことまで考慮しないリーダーやマネージャーも多いということです。チームをリードする役割を果たす以上、仕方のないことかもしれませんが、ポジションを与えるだけでは適切な配置とは言えません。部下も一人ひとり異なる個性を持ち、全員が最大限の力を発揮できる環境が必要です。リーダーが意識すべきなのは、人は誰でも他人より何らかの点で優れていると思っているということです。ですから、相手の心を掴む方法は、相手が自身の世界で重要な存在であることを率直に認め、そのことを上手く伝えて、全力を注ぐことです。そうすれば、適切な配置による成果が生まれるかもしれません。

シンプルに「世界に一つだけの花」であることを伝えていくことが大切でしょう。

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