オンラインでのコミュニケーションは少し難しいなぁ・・
対面と異なるオンラインですので、ちょっとした工夫が必要です。
こんにちは、よっしぃーです。
コロナ禍によりテレワークが増加している昨今、コミュニケーションの取り方がオンラインに変わったことで、どのような変化が生じているのでしょうか。
高ストレスを感じるといった人たちが、2019年と比べて低下しているという良い面もありますが、逆に意見の食い違いが多く発生したり、コミュニケーションに課題を感じている人も多いようです。そんな課題にもしっかりと向き合っていくことが大切です。
以前、管理者目線と若手目線で考えたテレワークの課題については以下をご参照ください。
今回はテレワークにおける課題を振り返りつつ、オンラインでのコミュニケーションが十分に機能しているかを確認し、わずかな工夫でオンラインコミュニケーションを大幅に改善する方法を解説していきます。
オンラインコミュニケーションの課題
課題と向き合う上で、まずはテレワークにおいて、上司が抱える悩みはどんなことか、若手社員はどのような不安があるのかを整理してみましょう。
上司が抱える悩み
- 部下の成長を感じられない
- 部下の熱意が伝わりずらく、評価が難しくなった
- 部下が言われたことしかできない、やらない
- 仕事全体の状況を把握できていない
- 部下の調子に気が付きづらい
若手社員が抱える悩み
- コミュニケーションについて躊躇してしまう
- 多くの人と触れ合うことが少なく、職場での関係性が築きにくい
- 自分を知ってもらう機会が少なく、どう思われているか不安
- 同僚とも気軽に話す機会が少ない
- 会社で他の人がどのような仕事をしているかわからない
このような多くの悩みが浮かび上がる結果から、オンラインでのコミュニケーションの重要性がわかります。
オンラインコミュニケーションのチェック
オンラインコミュニケーションの工夫
チェック結果はどうでしょう。
オンラインでのコミュニケーションではちょっとした工夫を入れるだけで、相手の捉え方が大きく変わります。
SE目線の私見
SEの現場はチームで仕事をすることがほとんどのため、コミュニケーションは最重要と言っても過言ではありません。普段、対面でプロジェクトを進めている中でも、多くのコミュニケーションエラーが発生しているリーダーやマネージャーにとっては、オンラインコミュニケーションの壁は高いかもしれません。コミュニケーションの質は量を増やすほど、「人となり」が分かっていくので当然、向上しますが、信頼関係が築かれていることが非常に重要になります。
信頼には「認知的信頼」といって、チームのメンバーが互いに信頼できる能力があることを理解し合い、お互いに頼り合う意志に基づく信頼があります。これは、メンバーの経験などの情報に加えて、業務に対する姿勢や結果で向上します。
もう一つは「感情的信頼」といって、チームの仲間やリーダーがお互いの気配りや思いやりを大切にし、支え合おうとする考えに基づくものがあります。これは共感を表す言葉や行動を示し、自己開示することで向上します。
お客様に対してもチームメンバーにおいても、この2つの信頼を向上することを意識してコミュニケーションをとってみるのはいかがでしょうか。