オンラインコミュニケーションで9つのチェックと5つの工夫

人材育成
マネージャー・リーダー
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オンラインでのコミュニケーションは少し難しいなぁ・・

よっしぃー
よっしぃー

対面と異なるオンラインですので、ちょっとした工夫が必要です。

こんにちは、よっしぃーです。

コロナ禍によりテレワークが増加している昨今、コミュニケーションの取り方がオンラインに変わったことで、どのような変化が生じているのでしょうか。

高ストレスを感じるといった人たちが、2019年と比べて低下しているという良い面もありますが、逆に意見の食い違いが多く発生したり、コミュニケーションに課題を感じている人も多いようです。そんな課題にもしっかりと向き合っていくことが大切です。

以前、管理者目線と若手目線で考えたテレワークの課題については以下をご参照ください。

今回はテレワークにおける課題を振り返りつつ、オンラインでのコミュニケーションが十分に機能しているかを確認し、わずかな工夫でオンラインコミュニケーションを大幅に改善する方法を解説していきます。

オンラインコミュニケーションの課題

課題と向き合う上で、まずはテレワークにおいて、上司が抱える悩みはどんなことか、若手社員はどのような不安があるのかを整理してみましょう。

上司が抱える悩み

  • 部下の成長を感じられない
  • 部下の熱意が伝わりずらく、評価が難しくなった
  • 部下が言われたことしかできない、やらない
  • 仕事全体の状況を把握できていない
  • 部下の調子に気が付きづらい

若手社員が抱える悩み

  • コミュニケーションについて躊躇してしまう
  • 多くの人と触れ合うことが少なく、職場での関係性が築きにくい
  • 自分を知ってもらう機会が少なく、どう思われているか不安
  • 同僚とも気軽に話す機会が少ない
  • 会社で他の人がどのような仕事をしているかわからない

このような多くの悩みが浮かび上がる結果から、オンラインでのコミュニケーションの重要性がわかります。

オンラインコミュニケーションのチェック

意識して相槌やジェスチャーをおこなってますか?
相手が話している最中に別のことをやっていたり、別に目線がいってませんか。
カメラオフばかりでミーティングしてませんか?
相手の反応や状況をうかがうことができません。
音声が途切れて中断されるなどがないように環境整ってますか?
話の途中で途切れてしまっているが、指摘しにくかったりしませんか。
相手の空気が読みにくい状況になってないですか?
オンラインでは喜怒哀楽は伝わりにくいです。
部下がさぼってないか心配ばかりしてませんか?
Teamsでオフラインになっていたり、保留状態が長いと気になってませんか。
部下と業務以外の話をしてますか?
出社してた際には行っていた雑談が無くなっていませんか。
オンラインの会議が情報の共有だけで手短になってませんか?
カメラで顔も見ることなく、会議が事務的な作業になってませんか。
オンラインで意見が全く出てこない状況になってませんか?
一言も発しない人が多くいる会議になってませんか。
オンラインメッセージの文章だけで冷たいと言われてませんか?
文章が冷たいと感じることありませんか。笑顔が文章では伝わりません。

オンラインコミュニケーションの工夫

チェック結果はどうでしょう。

オンラインでのコミュニケーションではちょっとした工夫を入れるだけで、相手の捉え方が大きく変わります。

語尾に「。」「!」「?」や顔文字などを追加する
誠実な文章になり、思いが伝わりやすいです。
スタンプを活用する
表情が分からないので、明るいスタンプや面白いスタンプなどで相手を和ませましょう。
メッセージを送る前にチェックする
誤解の生まない表現かどうかを確認したほうが良いでしょう。
返事はなるべく早くする
オンラインだと相手の行動が見れないので早めに返事したほうが良いです。また、遅れた場合は一言添えることを忘れずにしましょう。
普段より多く相槌やジェスチャーを意識する
カメラを利用している時は、少し大げさくらいのリアクションでちょうど良いです。

SE目線の私見

SEの現場はチームで仕事をすることがほとんどのため、コミュニケーションは最重要と言っても過言ではありません。普段、対面でプロジェクトを進めている中でも、多くのコミュニケーションエラーが発生しているリーダーやマネージャーにとっては、オンラインコミュニケーションの壁は高いかもしれません。コミュニケーションの質は量を増やすほど、「人となり」が分かっていくので当然、向上しますが、信頼関係が築かれていることが非常に重要になります。

信頼には「認知的信頼」といって、チームのメンバーが互いに信頼できる能力があることを理解し合い、お互いに頼り合う意志に基づく信頼があります。これは、メンバーの経験などの情報に加えて、業務に対する姿勢や結果で向上します。

もう一つは「感情的信頼」といって、チームの仲間やリーダーがお互いの気配りや思いやりを大切にし、支え合おうとする考えに基づくものがあります。これは共感を表す言葉や行動を示し、自己開示することで向上します。

お客様に対してもチームメンバーにおいても、この2つの信頼を向上することを意識してコミュニケーションをとってみるのはいかがでしょうか。

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