Z世代の特徴6点と育成の心得3つのポイント

人材育成
マネージャー・リーダー
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最近よく聞くZ世代ってどの世代でどんな特徴があるのだろうか?

よっしぃー
よっしぃー

これからの社会を担っていくZ世代の特徴をしっかりと理解しておきましょう。

こんにちは、よっしぃーです。

「最近の若者は・・・」昭和のレトロな居酒屋から聞こえてくる上司の声

皆さんはこんな小言を同僚につぶやいてませんか?

そんな小言を上司から聞かされてませんか?

「根性論」「気合い」「ガッツ」

そんな言葉を用いて、軍隊のようなチームで成果を出すやり方は時代遅れかもしれません。

Z世代とは簡単に

Z世代とは、1990年代半ばから2000年代半ばに生まれた世代を指す造語です。

この世代は物心ついた時からデジタル技術は、すでに発達しており、インターネットで何でも調べることができる時代だったという点が特徴にあります。

さて、Z世代でない人たちはどんな世代なのでしょうか。
1965年~69年生まれのバブル世代
1970年~82年生まれの氷河期世代
1980年前半~ミレニアル世代

よっしぃー
よっしぃー

ちなみにわたしは氷河期世代です。

バブル世代

バブル崩壊の影響を受け、逆境に強く頼られる存在、現状を楽観視できる傾向がある。

氷河期世代

就職難の経験から帰属意識は高い、個人主義、物事を良い悪いで考える傾向がある。

ミレニアル世代

ゆとり/さとり世代と言われ、上昇志向もなく、高望みはしない傾向がある。

よっしぃー
よっしぃー

バブル世代の人、ミレニアル世代の人の特徴についてはとても理解できます。大切なのは、世代ごとの特徴を理解した上で行動変容しないといけないということですね。

Z世代の特徴とは

マネージャーやリーダーとして役割を担っている人たちは、これからの社会を支えていくであろうZ世代の特徴を理解せずにコミュニケーションをしていたら、気が付いたら自分の周りに部下や仲間がいなくなっているかもしれません。しっかりとおさえておきましょう。

Z世代の特徴は

  • たくさんの情報量をすでに保持している
  • 目的志向が強い
  • 根性論は苦手
  • 意外とリアルでの交流を重視
  • フラットな関係を望む
  • 自信満々とおもいきや自己肯定感は低い

Z世代でも、この特徴が全く当てはまらない人もいるかもしれません。育ってきた年代の社会や環境の状況からこのような特徴が多いのでは?といった1つの意見です。
ただし、この特徴をみて

経営者・人事

俺は自分の信念を貫く。

私の時代とは違うし、私には私の考えがあるわ。

マネージャー・リーダー

ついてくるやつだけついてくればいい。

そんな昭和の江戸っ子おやじみたいな考えで貫こうとしているとすれば、日本の未来に無関心な自分勝手な上司になりかねないです。

Z世代の育成で心得ておくことは

1.ゴールデンエイジの有効化

Z世代に限らず、社会人のゴールデンエイジとされている新卒1年~3年のうちに、良い習慣を身に着けることが重要です。自分自身で勉強(読書や資格取得)したくなる環境作りができているか確認しましょう。そのような環境作りには、フラットなコミュニケーションの中で学ぶことを楽しむ関係作りが大切です。

人間は、一人ひとり優れたところを持っています。つまり、上司である人は自分がすべてにおいて部下より勝っているということはないと認識することが大切です。

上司も部下から学ぶことが多くあります。上司も部下と一緒に学ぶことを意識し、共有していくことが必須です。上司は自分の無知を隠す余計なプライドは必要ありません。Z世代はそんなことに簡単に気がつきます。

2.目的の提示と小さい成功体験から

目的だけを伝えて放置することは完全にNGです。また、オレの背中を見て育てることもNGです。

目的を伝えることが大前提となり、目的を達成するための1つ1つの小さいプロセスで陥りやすい失敗や成功のポイントを伝えながら学んでいくことが重要です。

プロセスこそが経験を通じて学ぶことが重要で、自分で考える思考力が育たなくなるのではと懸念する人もいるかもしれません。

しかし、Z世代には既知の事実はあらかじめ知っている上で、合理的に物事を進めたいという願望が強いかもしれません。Z世代の人たちは生まれたときから調べることに慣れています。40代や50代の上司よりも情報量が多いと思って間違いありません。

プレッシャーをかけることにも言動に注意が必要です。
「○○さんだったら大丈夫」といった期待をおく指導がZ世代の人によってはかえって逆効果になる可能性もあることを念頭に入れておいた方が良いでしょう。

SE目線の私見

氷河期世代のわたしが経験したSEの現場では、その上下に位置するバブル世代の上司やミレニアル世代の部下と一緒に働いていきました。多くの苦労を経験して得たものもありますが、今思えば、違うやり方があったと思うこともあります。

しかし、どの世代であっても、時代とともに変化すべき点がある中で、変わらないことは信頼関係を築くことの大切さです。

先輩であっても部下であっても、相手のことを思って接することが何よりも重要なことかもしれません。

今も昔も変わらないことがあります。

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